「たのしいね~!!」朝の自由活動より

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11月になって、どのクラスの子どもたちも、友だちとしっかりつながり合って、自分たちで知恵を出し合い、じっくりと遊び込んでいる様子が見られるようになってきました。この主体的な遊びの時間は、どの子にとってもかけがえのない大切な時間となっていることでしょう。そんな遊びの様子をちょっとだけですが紹介したいと思います。

 

黄3組(年中)の女の子が、「未来の冷蔵庫」を作っています。

1番上の段は畑になっていて、いつでも新鮮なお野菜を畑から抜いて食べられるそうです。

この人参と大根、本当に抜ける仕組みになっているんですよ。茶色の折り紙をポケット状にしたり、切り込みを入れたりと工夫していました。人参、大根の葉っぱは、緑の折り紙をわざわざ、くしゃくしゃにして、立体的に見えるように工夫していました。びっくりです!!

2段目は生みたての卵と、おいしい牛乳が入っています。

3段目は海になっていて、お魚を釣り上げて食べるというシステムになっているそうです。よく見ると、お魚の口の部分にはセロテープを輪にしたものが貼ってあって、この後、釣竿も作っていたようです。もちろん、海の部分も水色の折り紙をくしゃくしゃにして、リアルな波の感じを作り出しているようでした。

この発想の豊かさと、思い描いたものを自分で工夫して創り出すことのできる行動力に大変驚き、思わずシャッターを向けてしまいました。

材料も、廃材などを自分で集めてきて、あれやこれやと工夫しながら、黙々と作っていました。

こんなすてきな冷蔵庫、いつか本当に発明してくれるかもしれませんね!!

 

 

  

黄1組(年中)です。

自分たちでソフト積み木を上手に組み合わせ、きれいな傾斜を作りました。

最初はそこで、車を走らせていたそうですが、おもしろいように転がっていくことに気が付いた人がそのうちに、ブロックをタイヤ状に組み立てて、それを上から下へと転がす遊びへと発展していったようです。

ブロックをタイヤ状にするにあたっても、一つの円を作るには弓型のブロックがいくつ必要なのか・・・とか平面の円状よりも、立体的なタイヤ状の方が安定して転がるので平面と平面を組み合わせて立体のタイヤ状を作る・・・ということなどを自分たちで考えて、そこから工夫して作り上げていること等など、思わず興味深く見入ってしまいました。

まさに自発的な遊びの中で、数学的、物理的なことをしっかりと学習している様子がうかがえますよね。

 

 

黄2組(年中)です。

積み木とブロックを組み合わせて、お人形や恐竜のお家を作って遊んでいます。

そこには、すてきな物語があるようです!!

廃材を利用して、とても大きなお財布を作りました。中にお金をた~くさん入れるそうですよ・・・。

大きな箱と、小さな箱を上手に組み合わせて、お人形のお家を作っています。

リビングらしき所には素敵な家具が配置されていました。

 

どのクラスの子どもたちも、主体的に遊び込む中で、アイディアを出し合ったり、悩んだり、工夫したり、試したり、友だちと協力し合ったり、いろんな気持ちを共有したりと、とても豊かな時間を過ごしてます。そして、充分に遊び込んだ後の子どもたちの表情は、達成感や満足感に満ち溢れているようです。そんな子どもたちの遊びの時間をこれからも大切にしていきたいものです・・・。

 

 

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