遊びの広がり

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子どもたちの遊びが一つの遊び方にとらわれず、日に日に発展して広がったこと、またその中で様々な学びの経験を積んでいる様子を紹介いたします。

<観察1日目> ★木槌とくぎを使って、模様を作ることを楽しんでいます。

 

<観察2日目> ★土台に傾斜をつけ、ビーズが転がっていく仕組みを、それぞれの子が工夫して作っていました。土台を傾斜させる角度や転がる道の幅なども、試行錯誤している様子が見られました。また、両手で木枠を持って傾斜を交互に作りながらビーズを動かして、迷路遊びをしている様子も見られました。

 

 

 

<観察3日目> ★廃材を利用して、木製玉が上から下へ転がっていく仕組みを作っていました。玉が横から落ちないようにガードする壁を工夫して付けたり、箱の中に玉が入って通り抜けるよう、穴を開ける部分や、穴の大きさを考えるなど、何度も工夫しながら作っている姿が見られました。

 

 

 

★4・5月は、階段の手すりに牛乳パックなどの廃材をつなげながら、玉が上から下へ転がる仕組みを作って遊んでいたので、そこでの経験も今回の遊びへと発展しているのではないかと感じました。また、園庭でも、雨どいを利用した水遊びで、雨どいのつなげ方や角度、傾斜具合で水の流れが変わることも発見していたので、その経験もつながっているのではと思いました。

<雨どいを使っての水遊びの様子> ★園庭の地面はデコボコしているので、雨どいを支える土台の高さを調節するために、みんなであちこちから椅子やコンテナなどを引っ張ってきて、試行錯誤していました。ほんの少しの高さの調節に、保育者も一緒になって苦戦していると、年長組のK君が、砂場からバケツを数個持ってきて、それを重ねることによって微妙な高さの調節ができることを発見してくれました。保育者も含め、誰も思いつかなかったK君の発想に、驚きと感動を覚えたできごとです。

★子どもたちは、毎日夢中になって遊び込む中で、様々な発見をし、友だちと一緒に試行錯誤をしながら、たくさんの学びの芽を育んでいるようです。だからこそ、一人ひとりがしっかりと遊び込める時間と環境を大切にしてあげたいものです…。

 

学校法人 熊本ルーテル学園幼保連携型認定こども園めぐみ幼稚園

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